メインクーンの性格と歴史

アメリカ原産のメインクーン、大型な体型が人気

大型の体型をもっているメインクーンは日本でも最近注目され人気が出てきている猫です。
その歴史の中で過酷な自然状況で鍛えられ、体型ががっしりしており、被毛が豊富、それに胸元に長めの鬣のような長い毛があることがこの猫の特徴となっています。
耳にも特徴があり、「tuft」と呼ばれる飾房があり、耳の先端の毛がひゅっと立つように伸びているのです。
この特徴もメインクーンの見た目として知られています。

非常に野性的な特徴をもっている猫ですが、実は温和でとても優しさにあふれた猫です。
もっとも体調が長い猫として世界一認定されているメインクーンの「スチューウィ」という名の猫は、なんと123cmという体長を持っています。

メインクーンの特徴には多肢がある

アメリカのメインクーンは多肢が多いといわれており、通常の指の数、前足10本、後ろ足8本を超えている猫が多いようです。
最初はびっくりしたようですが、2016年に行った調査によると健康に全く影響がなくこういう多肢のメインクーンもいるという事が認識されています。

この研究はフランス・パリ東大学を主軸にヨーロッパやアメリカなどに暮しているメインクーン70頭に関し個体差を調べたものです。
手足の指に連なっている手根骨、足根骨に個体によって違いがあるが、前足の橈骨について差異が明確ではないという事、3ヵ月年齢の多肢のメインクーン、通常のメインクーン、成猫で多肢のメインクーンと通常のメインクーンを比較しても変わりがないことでこの結果となっています。

マリー・アントワネットの猫だった?など諸説あるメインクーン

メインクーンがどのように生まれたのかその起源や、歴史に関しては沢山の逸話、諸説が残っている猫です。
しかしいずれも「説」の域を出ず、どれが本当なのかわからないといわれています。
その諸説の中に、マリー・アントワネットが愛した猫だったという説もあるのです。

マリー・アントワネットは投獄、処刑される前に、フランスから逃げだそうと試みます。
その時彼女が愛してやまなかった6匹のターキッシュ・アンゴラを船に積み込んだとされているのです。
国からの逃亡はかなわず彼女は投獄されることになりましたが、大切にしていた6匹のターキッシュ・アンゴラは船に踏み込まれ、アメリカ・メイン州、ウィスカセット海岸にたどり着き、メインクーンの始祖となったという話があります。

あくまでも説に過ぎない話なのですが、悲劇の女王マリー・アントワネットの歴史の中にメインクーンの始祖がいるというのも何ともロマンある話です。
これは非現実的といわれている話しですが、現実的な話もあります。

メインクーンには耳に特徴的な飾房がありますが、この見た目がヤマネコとよく似ているという事で、ヤマネコと土着猫(その地域に根付き自然な特徴を持った猫)のハイブリッドとされる説です。
しかしブリーダーの中でメインクーンの歴史、誕生の諸説で支持されている説としては、ヴァイキング説になります。

ヴァイキングの船に乗って11世紀あたりにやってきた猫が各地域の土着猫と交配し子猫を設けた、その子猫が何らかの方法でアメリカ大陸に到着したという説です。
同じようにヴァイキングの船が関係するノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンを比べると非常によく似た部分をもっているため、この説が有効といわれています。