ペルシャの性格と歴史

もこもこしてぬいぐるみのような猫「ペルシャ猫」

長毛種の中で最もよく知られている猫がペルシャ猫です。
長い毛と大きくクリクリと美しい目、ブレイクのある鼻、品があり美しいと感じるペルシャ猫もいますが、キュートで愛らしい顔つきのペルシャもいて、固体それぞれに魅力尾を持っています。
美しい被毛と愛くるしくきょろきょろ動くその目が実に魅力的です。

特長的な部分がたくさんある猫ですが、足が短めでぐっと引き締まった胴を持っています。
コビー・タイプと呼ばれる特徴的な肢体です。
胸がガッツリ厚く、胸板がしっかりしていて、四肢は短くすっと真っすぐになっています。
根元が太く短めで何とも愛らしいしっぽ、このしっぽがふさふさの毛でおおわれていることが余計に太い体型を醸し出しています。

大きくてまん丸の目は猫の割に離れ気味、だからこそ愛らしさを感じるのだと思います。
鼻は短くて詰まりぎみ、頬がふっくらしているのもペルシャ猫の特徴です。
つややかでたっぷり長い被毛、お顔はずっと見ていても飽きないほどにキュートで耳の内側の飾り毛と、足の指の間の巻き毛「タフト」もこの猫の可愛さを強調しています。

歴史ある猫、ペルシャ猫は18世紀に登場?

諸説ありの猫、ペルシャ猫の歴史は古く、16世紀の終わりごろアジアから輸入されたという記録もありますし、18世紀初頭にヨーロッパで誕生したという説もあるのです。
いずれにしてもとても長い歴史をもっている長毛種とわかります。
こうした時代の長毛種はフレンチ・キャットと呼ばれていたようで、トルコ・アンカラから来たと記されている書物もイギリスにあるようです。

ただこのトルコのアンカラという所から来たという猫については、ペルシャではなく、ターキーだろうとされています。
というのもこの時代のペルシャ猫はターキー「ターキッシュ・アンゴラ」とよく似た特徴があり、今のペルシャとは異なる特徴といわれているからです。
この当時、長めの体型で長い顔を持っており、今よりも耳が長めで目も小さいというペルシャの特徴とは違う印象の猫だったといいます。

この猫をもっと多くしたいと、ペルシャからコビー・タイプの長毛種が抜擢されコビー・タイプと長めの体型に長い顔、長い耳、小さい目の「フォーリン・タイプ」の交配が始まったのです。
すると、フォーリン・タイプが徐々になくなりコビー・タイプが多くなってこのタイプがペルシャ猫となったといわれています。

はっきりとした記録といえば、1871年、イギリスで最初のキャットショーが行われた時、そこにペルシャが登場です。
ブラックやブルー、ホワイトなどの美しいペルシャが注目され、その後沢山のカラー、パターンが増加していきます。
ビクトリア女王などが愛したといわれるペルシャ猫は、ペルシャの中でもポピュラーで気品を強く感じるブルーです。