ソマリの性格と歴史

アビシニアンとよく似ている・・アビシニアンの長毛異種が「ソマリ」

アビシニアン?と思いきや実は違う「ソマリ」という猫は、アビシニアンの長毛種で被毛に特徴を持っています。
被毛が短ければアビシニアンとの区別が難しいともいわれていて、ペルシャよりも短くセミロング的な長さの被毛をもっているのがソマリです。
ただ個体により長い毛が生える場所や長さにも違いがあるので、毛の部分によっての長さをみることで区別がつきやすくなります。

特長とされるのが首回りで、まるでマフラーの様なロングヘアになる事、またしっぽもふわふわと太く長毛です。
被毛はとにかく軟らかくふわふわした感じで、密生しています。
ダブルコートですがコンスタントに被毛が抜けるというのではなく、年に数回大量に抜けるというのもソマリの特徴です。

鳴き声と被毛の濃淡もソマリの特徴

ソマリはその鳴き声にも特徴があり、アビシニアンと同じようにまるで鈴を転がしたような・・と形容されるように高い鳴き声が特徴的といわれています。
スカラベマークと呼ばれる「M」字の模様が額にくっきりあり、しっぽがまるで狐の様にふわふわと太いので、フォックスキャットと呼ばれることもあるのです。

好奇心旺盛で元気のいい活動的な猫ですが、クールというよりも性格は甘えん坊、飼い主さんにゴロゴロと甘えてくれます。
被毛の色はティッキングと呼ばれる「1本1本の毛の色、濃淡がいろいろある」毛の猫が多いといわれているのです。

ソマリの歴史は1940年から始まった

イギリスのブリーダーの方がアビシニアンをオーストラリアなどに輸出し、この猫の子孫たちがやがて短毛種から長毛種になったといわれています。
この長毛になったアビシニアンを1963年、カナダのブリーダーの方が地元のペットショーにだし、そこで審査員をしていた方が非常にこの猫を気に入って繁殖を計画したのです。

繁殖計画によって最初にソマリとして登場した猫は、このブリーダーが育てた「Mayling Tutsuta」という名前の猫とされています。
その後、1978年には、短毛のアビシニアンの長毛種類という事ではなく、独立種としてソマリが誕生したのです。
ソマリというこの猫の名前は、エチオピア(旧アビシニア)の隣、ソマリアという国から由来した名前で血統とは全く関係がないものとなります。

しっぽのふさふさ、利口そうな顔、額の特徴的なスカラベマークなど、ソマリは多くの特徴をもっている猫です。
毛の色もティッキングから深い色合いで美しい個体も多く、人気のある猫となっています。
顔の小ささや被毛のふかふかを除くと、アビシニアンがツールとなっていることがよくわかるのです。
マフラーのようなもこもこした首元が何とも愛らしい美しい猫として人気があります。