マンチカンの性格と歴史

日本で今愛されている猫の一つ「マンチカン」とは

普通の猫のように見えるけれどよく見るとダックスフントの様に短い足をもっている実に愛らしい容姿の猫がマンチカンです。
足が短いので動きが鈍い?と思いきや、その短い脚を利用しスピーディに駆け回ります。
ジャンプだってお手のもの、木登りもサクサク行う猫で、見た目以外は猫らしい猫、お茶目で活発な子です。

性格も明るく元気、茶目っ気がありイタズラも好き、甘えん坊で愛されるべく生まれたような猫になります。
今日本でもこの猫が欲しいという愛猫家が多く、ご自宅で飼われている人も多くなっているといわれています。

マンチカンの特徴は何と言っても短い足

マンチカンの特徴はやはり短足ですが、足の長さによって種類があり、一番長いのがスタンダード、次にスーパーショート、最後にラグハガーです。
足が短くても運動能力はしっかりあり、素早く動く姿はフェレットのようだといわれます。

この特徴的な短足は、犬のコーギーやダックスフント同様の遺伝子によるものです。
ただマンチカンの場合、マンチカン同士の交配では高い確率で障害を持つことになるので、子孫をより広げていくことが出来ず、だからこそマンチカンは数が少なく高額になります。
犬の短足は、脊柱の障害を持つことが多いのですが、猫は犬よりも体に柔軟性があり、脊柱障害は犬より少ないという特徴もあるのです。

マンチカンはトラックの下の野良猫?

1983年、アメリカ・ルイジアナ州でトラックの下で発見された猫、それがマンチカンのルーツといわれています。
音楽教師をしていたリンダという女性がブルドッグに追われトラックの下に逃げ込んだ野良猫を保護、ブラックベリーと名を付けたのです。

その猫は子猫を生みましたが、そのうちの半数が短足、その中の1匹を友人に譲り、彼女がトゥールーズと名付けたその雄猫とリンダが飼っていたメス猫、ブラックベリーがマンチカンの祖先といわれています。
歴史的にはこうしてはっきりしているので、他の猫の様に諸説あるという事はないようです。

短足の犬種となるコーギーやダックスフント等も骨軟骨異形成という疾患を遺伝的に持っていますが、脊柱障害があまり見られないという事もこのマンチカンの特徴となっています。
但し、軟骨の成長が不完全ということはわかっているので、変形性関節などの疾患を持つ危険性があるのではという方もいるようです。

マンチカンはその後、北アメリカで繁殖が継続され、1995年にTICAによって新種認定を受けています。
TICAとは、ザ・インターナショナル・キャット・アソシエーションです。
ちなみにマンチカンというこの猫の名前は、小さい人、子供などの意味を持「マンチキン」という言葉から生まれたものです。