スコティッシュフォールドの性格と歴史

折りたたまれた耳が何とも可愛いスコティッシュホールド

猫の耳は通常ぴっと立っていますが、スコティッシュホールドの耳は折りたたまれています。
スコティッシュホールドというこの名前は「スコットランドの折りたたまれたもの」という意味を持っているのです。
猫の特徴がそのまま名前になっているこの猫は、猫の中では歴史が浅いといわれています。

1960年あたり、突然変異の様に生まれ、この猫が大人になり子猫が生まれると同じように耳が折りたたまれた子猫が誕生したのです。
遺伝的に折れた耳を持つ猫という事がわかり、ここから繁殖計画が立てられたといいます。

ただこの時イギリスでは耳の形の変異、つまり骨格障害の遺伝的要素が残る可能性があるとして、品種についての登録を行っていなかったのです。
その後、アメリカンショートヘアとの交配によって改良され、1978年になってようやく、CFA「THE CAT FANCIERS’ ASSOCIATION, INC.」に品種として認定されています。

CFAは猫の品種解消で遺伝的な欠落を排除し、様々な血統猫の健康を促進するという事を目的としている世界最大級の愛猫協会、非営利団体の事です。
その後、猫の中でも耳が折れているという特徴的な顔を持つスコティッシュホールドは一躍人気の猫として日本でも飼う人が多くなっています。

穏やかで人懐こい優しい猫

猫の中でも特にスコティッシュホールドは穏やかで優しく甘えん坊、飼い主さんの近くに陣取ってくれる猫です。
問題行動も少なく、飼いやすい猫として知られ、猫を飼うのが初めてという事でも安心して飼う事が出来ると思います。
人見知りもせずとても温和な猫ですが、甘えん坊なので留守番が多くなるとストレスとなってしまう事も多いようです。

おとなしくて感情を表すことが少ない猫なので、ストレスを感じていることを飼い主に知らせる事が出来ず、ストレスをため込み短命となる事もあります。
コミュニケーションをよくとって、寂しいと思う事が無いようにしてあげることも大切です。

マンションでも飼いやすい特徴を持った猫

おとなしく静か、猫なのに俊敏に動き回る事も少ない猫なので、運動量が少なくなるという事が特徴になります。
暴れまわるとかイタズラしまくるという猫ではないので、集合住宅でも飼いやすいのですが、猫特有のじゃれつきで遊びたい!という飼い主さんには少々物足りないかもしれないです。

大きくて丸い目、ふっくらしたマズル(鼻や口周囲の事)、手足が短くずんぐりむっくりしています。
しっぽが長く折れた耳、猫らしくない猫がスコティッシュホールドです。
おとなしくやさしい猫なので、飼い主さんから愛されつくされることも多く、長毛種と短毛種がいます。
長毛種はスコティッシュホールドの中で珍しいといわれているので、非常に希少といわれています。