隠された肉球

その魅力は計り知れない

猫好きにとって猫という存在はもう全身がチャームポイントといっても過言ではないのだが、その中でも特に破壊力がある場所というのは有る。

それは人によって異なっており、耳であったり尻尾であったり、ふかふかのお腹であったり、凄まじい寝相であったりと色々なのだが、多くの人が共通項として挙げることが多いのが「肉球」であろう。

肉球はイヌ科(食肉目)の動物であればだいたい持っている足裏の器官である。(イヌ科に含まれる動物としては、犬や猫から熊なども居る)
その役割は色々あるのだが、猫の場合重要な役割の一つが「音を立てずに歩くためのクッション」の役割だろう。
そのため、基本的に猫の肉球は柔らかい。
もっと言うと、ぷにぷにしている。
猫の種類や年齢、生活状況にもよるのだが、家飼いの仔猫の肉球と言ったらピンクでぷにぷにで、それはもう筆舌に尽くしがたい魅力を秘めたスーパーチャームポイントである。

ムーの肉球はというと

うちの愛猫ムーの場合であるが、実はムーの肉球はパッと見で見えないぐらいに隠されている。

別に爪のように伸縮自在でというわけではないのだが、愛猫の品種特性(メインクーン)として、足の裏の毛が非常に長く多いのだ。
その毛に肉球が隠されているという塩梅である。
もちろん、毛をかきわけてやればすぐに可愛い肉球と対面するのだが、兎にも角にもこのように同じ猫でも肉球の状態がいろいろに違うというのは実に面白い話である。
ちなみにこの足毛は、メインクーンの主に生息していた環境(と言っても割合近世のハイブリッドなので進化適応というほどではない)的に、雪上をひょこひょこ歩くのに適しているという話しである。

確かに、雪上を血の通った肉球で歩いたのでは、溶けて足が埋まってしまったり、逆に肉球が凍傷になってしまいそうである。

一種の雪上わらじというか、カンジキのような役割を果たしているのがメインクーンの足毛というわけだ。
で、その足毛であるが、肉球を覆い隠している分魅力を減ずるかといえば、全くそんなことはない。

むしろ、足裏がふさふさしているのは、まったくもって新次元のチャームポイントであるといえる。
ただでさえフサフサでたまらないというのに足裏までふさふさというのは、もう反則である。

加えて耳からふっさーと出ている耳毛も、メインクーンならではのチャームポイントであり、わたし的に非常にポイント高いところである。
なんというか、結論としては、「肉球も良いが、足毛ふさふさも良いね!」というなんとも欲深い結論を出さざるを得ないのである。

我が家の猫ではないが、肉球もキレイな猫の記事があったので紹介。
Somali is…【ソマリ イズ…】 愛猫ソマリの生態

ソマリというアビシニアン原種の毛の長い種類の猫なのだが、この猫の肉球の破壊力も凄い。
家のムーといい勝負になるかもしれない。