攻撃行動の対処

もし噛みつかれたら

猫にも攻撃行動があります。
飼い主やよその猫に威嚇したり、時には爪を立てたり、その爪で傷を負わせたり噛み付くことを攻撃行動といいます。

しかし猫も無意味に攻撃行動にでるわけではありませんし、攻撃行動にも色々な種類があります。
ここでは攻撃行動の一部と対処方法について見ていきましょう。

猫同士攻撃

家で猫を数匹飼っていたり、またはよその猫と接する機会が多い猫に見られる猫の同士での攻撃についてですが、これはオス同士に多いのが特徴です。
ヒトでもありますね、単にケンカとも言えます。
オス猫が過密になっていたり、繁殖期のオス同士の遭遇によって勃発することが多いです。

オスにはテストステロという成分が多く含まれ、これが男らしさ・強さを司どっているのですが、これが攻撃行動に影響しています。
複数のオス猫を飼っている場合には、別々の部屋で飼育する、一つの部屋を時間で区切って鉢合わせしないようにするなど、共存させないことが得策と言えます。

社会化不足の攻撃

社会化不足とは、生後2~7週の時に、人間との接触や生活が著しく欠如している状態です。
人に慣れなかったため、臆病で人見知りの成猫となり、環境へうまく適応できず攻撃行動として現れます。

成猫に成長してしまってからではなかなか対処ができません。
子猫のうちに極力、人と触れる機会を作り信頼関係を作ることが必要です。

母性攻撃行動

メスの猫に見られる母性攻撃ですが、妊娠中や出産したばかりの猫は、子猫を守るために威嚇やひっかき、噛み付きをして攻撃に出ます。
この攻撃行動は子を守るためのもので、期間も限定されています。
この時は特に、不用意に子猫を母猫から引き離したり、子猫を取るような行動をしなければ時期に収まります。

競合性攻撃行動

これは、エサやトイレ、寝床、遊び場など限られた資源を猫同士で取り合う時に出る攻撃行動です。
競合性攻撃行動を抑える、予防するには猫同士で差がうまれないように資源を均等に配分することが得策です。

学習性攻撃行動というものもあります。
これは、攻撃することで何らかの報酬を得てしまい繰り返されてしまうことを指します。
例えば不快な物事に対して猫パンチを食らわしたところうまくいった。

そうなると、不快なもに対してその猫は常に猫パンチをすることになるのです。
不快を避ける手立てが猫パンチだとインプットされてしまった結果なのです。
予防策としては、しつけの時に人の体を不要に使って遊ばないことです。
人の手に噛み付いたり、ひっかりたりすることが猫にといって快になってしまうと、以後もその癖は治らなくなってしまいます。

転嫁性攻撃行動

これは欲求が満たされずイライラが募った結果起きる攻撃行動です。
人でも同様にある、八つ当たりとです。

空腹や恐怖、不快なことがストレスとなり、それが引き金となって攻撃行動に出てしまうのです。
予防策としては、猫のストレス状態を良く観察することです。
ストレスを取り除かないことには怒っても褒めても意味がありません。