猫のしつけの心得

ペットを飼う

人気のペットの1つ、猫。
犬やその他のペットに比べると、飼いやすいと言われる猫は自由奔放な性格です。
猫もまた性別によって性格が異なり、オスの性格はストレート、喜怒哀楽がはっきりしている、遊びに夢中になり、やんちゃな傾向が見られます。

一方のメスはおとなしめ、気まぐれ、ツンデレな傾向が見られ、メスはオスと比べて少ない運動量でも問題ありません。
気まぐれなので、犬のように従順に従ってもらいにくくしつけにはやや難航する人が多いです。
ここでは猫のしつけについて説明します。

最初のしつけ

社会化期とは、外界の刺激に順応して学習していく期間のことで、ヒト含めて動物には大事な期間なのですが、猫の場合、生後2~7週間で社会化期を迎えると言われ、この時期は自我が芽生える前なので、しつけもしやすく肝となります。

この期間は子猫なので、手でやさしく撫でるハンドリングが必要です。
ヒトの手に慣れさせ、この時期に警戒心をとっておきましょう。
人懐こい猫に育てるにはこの期間に、たくさん触れることが大事です。

しつけの基本的な考え方

子猫の時期は、しつけと言っても難しいことはありません。
しつけが難しいのが教育や学習も含まれる、時期です。
それはヒトでも同じことです。

しつけは幼少期だけでなく、一生をかけてしていくことになります。
猫のしつけで使われる方法が2つ。
どちらも動物において必要なしつけの方法ですが、性質上、猫には有効なしつけです。

1つめは、古典的条件づけです。
例えば、動物病院で痛い注射を打たれたことで、白衣を見るとその痛みを思い出して体が緊張する。
というように、元はなにも関係なかった「白衣」「体が緊張」ですが、痛みという不快な感情を体験してしまったため、それ以降、何らかの意味を持ってしまうことが古典的条件づけです。
悪いことをした時と良いことをした時のどちらの場合のしつけにも、この方法はよく使われます。

2つめは、オペラント条件付けです。
例えば、猫がおとなしくしてたから撫でた、泣き続けた猫がおとなしくなったから狭い場所から出した。
行動の結果で快や不快を経験させて覚えさせる方法です。
オペラント条件には4種類あり、良い行動に対して、快を与えることは正の強化、悪い行動が良くなったことに対しては快を与えることが負の強化、悪い行動に対して不快を与えることが正の弱化、悪い行動に対して快を与えるのをやめることが負の弱化と、4種類あります。

ほうびと罰

猫にとってのご褒美は、なでる・おやつ・遊び相手になるなどがありますが、猫にとって、褒めて伸ばしたり、ご褒美作戦でしつけをするのは効果があまりないと言われています。
負や不快で教える方が良いのです。
猫にとっての罰は、叩く、無視する、閉じ込めるなどの行動がそれに値しますが、過度にそれをすることはしつけとしても効果がありません。
そして、基本的にはこれらの罰を使ってしつけするのは危険なので、不快行動を体験させることを持ってしつける方が良いのです。