立ち入り禁止を教える

危険な場所に近づけないために

ペットと共存するにあたって、ペットに入って欲しくない領域や、ペットにとって危険な場所などがあります。
猫にとって危険な場所は、台所や浴槽があります。

台所は火や刃物などの使い方を間違うと身の危険に及ぶ道具がありますし、また有毒や賞味期限切れの食物など、誤って食べてしまうと危険です。
人でも幼ければそうですし、猫にとっても危険の分別がつきません。

浴槽に関しては、水が溜まっている浴槽は溺れる危険が伴いますし、ただでさえ滑りやすい場所ですので、水が入っていなくても、転落をする危険があります。
猫に入って欲しくない場所には、書斎や寝室などでしょうか。
プライベートがというより、荒らされて欲しくない心理の方が強いですね。

痛い目はサプライズ

このような場所への立ち入り禁止はどのように教えればよいでしょうか。
猫の特性から、褒めて教えることはあまり効果がありません。

猫は不快についての学習能力が高く、不快に関して優れた能力を発揮するため、立ち入り禁止場所に立ち入った場合には痛い目に遭わせることが鍵となります。
痛い目といっても、叱ったり怒鳴ったりするすることではありません。
サプライズを与えることが猫にとっては痛い目なのです。

サプライズの使い方

さきほど説明した幾つかのサプライズの使い方を説明しましょう。
シーン1、猫がお風呂場に忍び込もうとした場合。
そんな時には、すかさず上から布を落として猫の目の前を真っ暗にして視界不良を作り出します。
そうすることで、猫はこの場所が急に暗くなる恐怖の場所だということを覚え、次からは怖くて忍び込めなくなります。

シーン2、猫が台所に近づこうとした場合。
そんな時には、猫よけ超音波を使って猫にとって不快な音を聞かせましょう。
台所に行には変な音が流れると分かった猫は近づかなくなります。

シーン3、おかずの匂いにそそられて、食卓の上に乗った場合。
その瞬間、錘の空き缶が落ちてきた。
ドキっとする急な音に猫は恐怖を感じます。
毎回、どの場所でも同じ音や、サプライズするのではなく、場所に応じて音だったり視界だったりと、違うサプライズをすることで猫は立ち入り禁止場所を把握しやすくなります。

猫にとってのサプライズとは、ガムテープを使ったベタベタ、猫用の忌避剤、急な物音、急な視界不良、超音波、水鉄砲などその程度のサプライズで充分です。
ハッとしたり、ドキっとしたりすることが猫にとっては恐怖体験で、1度その恐怖を感じたら、それが起きるようなところには自然と近づかなくなります。
この程度のサプライズなら、しつける側も楽しんでできますね。
飼い猫がドキっとしたら良いわけで、罰や懲らしめるなんてことはしなくても良いのです。